北限のパパイヤ. Papaya in the most north fields.
パパイヤといえば、暑い熱帯でいつも木になっているというイメージで、実際、タイでは庭先などにたわわに実っているのを良く見かけました。
タイから日本に戻って、ごくたまに、青パパイアが売られているのを見ても、沖縄あたりで作られているとかなぁくらいに思っていました。
I understand Papaya would be a typical tropical fruit and always be on a tree in tropical area. And I saw many papayas everywhere like in gardens or roadside in Bangkok where I lived in until last year. After I returned to Japan and when I saw green papayas in market sometimes, I was thinking they could be harvested in southern islands like a Okinawa.
ところが最近、このパパイヤ、茨城で、しかも温室ではなく、外で栽培されていると知って訪ねてみました。
However I was surprised to know papaya was cultivated in Ibaragi pref. just north from Tokyo, and not in greenhouse.
ちょうど、畑には低い木に鈴生りに実ったパパイヤが!なんとこのパパイヤ、春に植えて半年でこんなに大きくなるのだそうです。南国の植物なので、霜があたると冬が越せないので、間もなく実を刈り取ると、木はすき込んでしまうのだとか。
このパパイヤの生命力にも驚かされましたが、この栽培法を開発した農園の方に頭が下がります。
I found many papayas were on dwarf trees in the fields, they were planted in this spring and grown in just a half year. This tropical plant can not live through Japanese winter with cold frost.
Therefore, all fruits will be harvested soon and rest of plant will be plowed in.
I was surprised with strong vitality of papaya tree but I was amazed with a farmer who develop this cultivation system.
木が低いので、花もよく見ることができます。
I was able to see flowers very well since the tree is much lower than in Thailand.
直売所で、1kgあたり1000円、1個600円前後で買うことができます。
At the farmer's market next to the farm, you can buy green papaya with 1000yen per kg, it means around 600 yen for a medium size fruit.
さすがに新鮮な果実は、とてもジューシーで、切ると果汁があふれ出てきます。千切りしたパパイヤを他の野菜と炒めるとシャキシャキして美味しいです。
The green mango that I bought was very fresh and I could see juice was spilled out from fruit when I cut.
パパイヤに関する別の記事はこちらをご覧ください。Please find another aricle on Papaya by clicking here.
http://khaaw.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/fruit-or-vegeta.html
また、パパイヤの写真・データはこちらをご覧ください。 Please find pictures and data of Papaya by clicking below.
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コメント
khaawさんこんばんは。
パパイヤの実がなっている姿、初めて見ました。
あんなふうに生るとは!とても興味深かったです。
南国の果物というイメージが強いパパイヤでしたが、青い物は野菜でもあるのですね。
私の住んでる地域ではほとんど見かけませんが見つけたら一度食べてみたいです。
投稿: ミミ | 2015年11月27日 (金) 21時13分
khaawさん、こんばんは。
南国の沖縄で普通に観る植物ですが、私はkhaawさんの記事を読んで初めて、茨城でも栽培出来ることを知りました。北限はせいぜい九州だろうと思っていました。
沖縄では青い時期に野菜として料理に出てきますが、ハワイの叔母の所に行ったときには毎朝のようにフルーツとして食卓に並んでいました。
南国のフルーツという常識を覆した茨城の農園の方は本当に凄いなと改めて思いましたね。私も食べてみたいです。
投稿: omoromachi | 2015年11月27日 (金) 23時29分
ミミさん 有難うございます。
果実が幹から直接ぶら下がっている姿を見るとちょっとびっくりですね。
私もパパイヤはタイで見慣れていましたが、ただこんなに低いところにびっちりとなっている姿は見たことがなくて、少々感動的でした。
青パパイヤは、栄養価も高く、シャキシャキしていて美味しいので、ぜひ一度お試しください。
投稿: khaaw | 2015年11月28日 (土) 09時17分
omoromachiさん 有難うございます。
私も、なんとなく北限は霜の下りない九州あたりかなあと思っていました。
確かに、茨城では冬は越せない中、普通は諦めてしまうのに、半年あまりの栽培期間という技術を確立した農園の方の、発想と努力はすごいと思います。
ハワイに伯母さんがいらっしゃるんですね、毎朝、南国のフルーツが食卓に並ぶのは、やっぱり素敵ですね。
でも沖縄も、色々な野菜・果物が食べられて素敵な島ですね。また沖縄も訪ねてみたいです。
投稿: khaaw | 2015年11月28日 (土) 09時23分
塚本です。
春に植えるって?種ですか?
投稿: | 2015年12月14日 (月) 09時02分
塚本さん こんばんは
春に植えるのは25センチぐらいの苗だそうです。その苗をどのように育てているのか、実生なのか挿し木なのか・・・そのあたりは企業秘密なのかもしれません?
投稿: khaaw | 2015年12月16日 (水) 23時06分